相続トラブルが起きる理由で最も多いものは「被相続人の意思が明確になっていないこと」と説明し、「自分がどうしたいのかという意思を残すことが大切」として、遺言書の活用法を説明。 ほかにも、事業承継を行う際に自社株の評価額を下げることで節税する方法や、会社分社・吸収合併により節税する方法、贈与を有効利用した節税対策などを紹介した。 最後に「覚えておいてください」と前置きした上で語ったのは、「まずは財産を把握し、自分のしたいことを決めることが大事」という点だった。 「人それぞれ事情が異なり、10人いれば10通りの相続対策がある。専門家に相談することが一番円滑に進められる」と締めくくった。 |