岡田氏は、具体的な記述方法や提出に際しての注意点を詳細に取り上げて解説。預貯金の類は日本の銀行でも預け入れた支店が海外なら国外財産になることや、航空機や船舶には複数人でシェアする「航空機リース」なども含まれることを挙げて忘れずに記述することを呼び掛けた。 さらに、本制度には不提出や虚偽記載に対して懲役や罰金を含む厳罰が用意されていることを紹介し、「この罰則がどの程度適用されるかは未定だが、これまでの流れでいえば滅多にないはずだ。だが、最近では先日の“馬券裁判”に見るように査察による強制捜査でなくても罰則を適用するケースがあるため、絶対にないだろうとは言い切れない」と、注意を促した。 会場からはさまざまなケースにつき質問が上がったが、時間内で対処できず、休憩時間になっても岡田氏の周りを参加者が取り囲む様子がみられた。 |