地主やビルオーナー、企業経営者の相続対策を数多く手がけてきた実績を持つ事業承継分野のスペシャリストとして、今回の「入門編」では「非上場株式の評価の基礎」を重点的に解説した。 太田税理士は、冒頭「評価がわかれば対策が見えてくる」と明確に指摘。「毎年、企業の決算に立会い、財務状況などの内情を知り抜いている顧問税理士だからこそできるポイントがある」として、事業承継のタイミングに合わせて株式の評価を低く抑える方法を説明した。 また、「自社株式の取引」や「株価の考え方」など、事業承継の枠組みと対策についても多数の図表を駆使して分かりやすく解説。さらに、「株式保有特定会社」や「土地保有特定会社」などの事例をあげながら、自社株対策の基礎を網羅的に語った。 |