▼今週の注目記事  社長のミカタ 6月号(通巻109号) 1面

堀ちえみさんの闘病で気になる
がんと税金

舌がんの手術を受けて闘病中の堀ちえみさんがこのほど、ステージ1の食道がんであることをブログで公表した。厚生労働省によると、生涯にがんにかかる可能性は男性で2人に1人、女性で3人に1人とされ、誰もが自身の問題として向き合わなければならない。がんになると身体の心配はもちろんのこと、金銭面の不安も出てくる。少しでも金銭面の負担を和らげるには税金のことを知っておく必要がある。誰にとっても無関係でいられないがんに関連する税務をまとめた。


5万円以内の見舞金は課税されない

堀ちえみさんは4月16日付のブログで、食道がんの内視鏡手術が無事終わったことを報告した。昼過ぎから1時間程度の手術だったという。術後の経過を見ながら、1週間ほどで退院する予定だと書いた。

堀さんは今年2月に舌がんの手術を受けている。その際には見舞客として、堀さんの活動をバックアップしてきた松竹芸能の担当者や、ドラマ「スチュワーデス物語」で日本航空の客室乗務員訓練生を演じた縁から、日本航空の社員らが訪れたという。さらにジャニーズ事務所の中居正広さんから見舞いの品が届けられたこともブログで報告している。

見舞いに関する税務を見ていくと、入院している患者が会社などから受け取る見舞金や見舞品には基本的に所得税や贈与税が課税されない。ただし、その金額が税務署に「社会通念上相当な金額」を超えていると判断されると、給与所得などとして課税されてしまうことがある。

課税と非課税の境い目は必ずしも明確ではないが、5万円が判断基準と言われる。これは2002年の国税不服審判所の判断が基になっているもので、請求人の類似法人の見舞金支払い規定や実際の支払い状況を審判所が確認した結果、見舞金を5万円としているところが多かったためだ。その裁決を基に、5万円以内の見舞金は・・・

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